コードレビューツール:Upsourceのインストール及びその他ツール17選
UpsourceはJetBrainsが開発したコードレビュー、チームコラボレーション、プロジェク分析ツールです。CI/CDは普及しているプロジェクト開発はコードレビュー効率化に対して役に立つかもしれません。Upsourceはローカルツールではなく、WEBサーバーです。
本稿はUpsourceのインストールを説明します。その後、よく使われているその他コードレビューツール17個紹介します。
1. ダウンロード
下記のURLからupsourceをダウンロードします。本稿はupsource-2019.1.1519 Mac版を利用します。
https://www.jetbrains.com/upsource/download/
ダウンロードできましたら、解凍して任意のフォルダにおいておきます。
2. 起動
解凍後のUpsourceフォルダ配下のbinフォルダに入って、upsource.bat(Windows用)、upsource.sh(Linux、Mac用)起動バッチファイルがあります。バッチファイルのパラメータは下記の通りです。
$ ./bin/upsource.sh
configure : upsource設定
start : バックグランド起動
run : カレンドコマンド行実行
status : 実行状態を見る
stop : 停止
restart : 再起動
rerun : カレント行再起動
dump : debug info出力
kill : upsourceプロセスをkillする
java : Javaパス設定
help <command>: ヘルプ情報を出力する
ここはバックグラウンドで起動させる。
./bin/upsource.sh start
「Upsource is running」が表示されたら、起動成功になります。
3. 設定
(1)起動できましたら、ブラウザが自動的に起動され、下記のような設定ページが開きます。ブラウザが起動されない場合、http://localhost:8080でも開きます。
(2)「Set up」リンクを押下して、Base URLやポート番号を入力して、「Next」ボタンを押下します。
(3)次の画面にて、adminアカウントのパスワードを2回入力して、「Next」ボタンを押下します。
(4)ライセンスが自動生成され、「Finish」ボタンを押下します。
(5)インストールが開始され、少し時間がかかりますので、しばらくお待ち下さい。
(6)しばらく待ってから、下記の画面が表示されます。インストールが成功できました。
4. 体験
先程作成したadminアカウントでログインします。
「create a project」リンクを押下したら、プロジェクト作成画面が表示され、各項目を記入して、プロジェクトを作成します。
※注意:レポジトリはgitやsvnなど外部のレポジトリ及び認証方式を使用する必要があります。設定したら、自動的にサーバーからソースなどの資産をダウンロードします。
コードレビュー、コード比較などの機能を持っています。
4. ライセンス
Upsourceは個人・法人を問わず、10名ユーザ(管理者、ゲストユーザを除いて8名)利用は無償です。
5. その他ツール
Upsource以外、下記のツールもあります。
(1)CodeStriker
(2)RhodeCode
(3)Codebrag
(4)Phabricator
(5)Codifferous
(6)Getbarkeep
(7)Crucible
(9)Malevich
(10)SmartBear
(11)Review Assistant
(12)Review Board
(14)Code Reviewer
(16)jArchitect
(17)Reviewale